「Q&A」は、みなさんの質問にお答えすることで、鍼灸に関する知識を深めてもらい、安心して治療していただくためのページです。
日頃、鍼灸による治療に興味があるけれども、なかなか質問する機会にめぐまれないという方は、ご遠慮なくメールにてお問合せください。
tsutomu@kh.catv.ne.jp

【 よくあるご質問 】

Q 逆子に効果はありますか?
A  逆子は、鍼灸治療が良く効くものの一つで昔から有名です。
現在では、様々な研究機関でもデータが出されています。ただ、8週を過ぎてくると改善率が低下し始めます。なるべく早めのご来院をお勧めします。当院の実績では、出産予定日前日に改善されたケースもあります。
逆子以外にも悪阻(つわり)などにも有効です。鍼灸治療は、婦人科領域の症状に有効性が高いのでお悩みがある方はご相談ください。

Q 急な痛みは鍼灸ですぐに治るのですか?
A 病気の種類にもよりますが、慢性の病気と急性の病気を比べれば急性の病の方が即効性はあります。
例えば、「朝起きたら首が痛くて回らない」というとき、その日の内か翌日に治療すれば1回~2回の治療で良くなるでしょう。しかし、1ヶ月後に治療するとそれ以上治療回数がかかるようになるのが普通です。

Q 精神的な病気でも鍼灸治療は効くのですか?
A これも病気の種類によります。WHO(世界保健機関)では、鍼灸の適応疾患に、自律神経失調症、不眠、ノイローゼなどを上げています。この他にも、心身症的なものや、鬱傾向のものなども鍼灸の適応疾患になるでしょう。
ただし、先天的な異常が脳などにあることで起こるものは、適応とはならないと思います。

Q 認知症には効果はあるのですか?
A 認知症といっても脳血管型、アルツハイマーなど種類があり一概に言えません。しかし、認知が進行してしまっ    たものを正常な状態に戻すのは難しいといえます。東洋医学的に認知を説明すると、腎の弱りが主要な原因と言えるでしょう。腎は、先天的なエネルギーをつかさどる所で重要な臓です。この腎を補うように治療をすると認知の予防につながると思います。

Q スジや筋肉を痛めたときに効果はありますか?
A 程度により治療回数などは変わりますが良く効くと思います。
靭帯などを痛めたときには、まず氷で冷やすことが大事です。これをした時としない時では治るのに明らかな差があります。捻挫などをして急性の痛みは取れたが後遺症の痛みが取れない時などにも鍼灸は効果的です。

Q ぎっくり腰はどのくらいで治りますか?
A 一言にぎっくり腰といっても色々な原因がありその症状、程度の軽重もさまざまです。ですから一概には言えませんが、一般的にはよく効くものです。当院では、10回位を一区切りに治療をしていきます。

Q 五十肩はどのくらいまで回復しますか?
A 鍼灸治療とあわせて関節の動きをよくする為の運動療法をしていけばほとんど元通りに治ります。
ただし、この病気は、治るのに時間がかかることが多いです。特に夜間の睡眠中にも痛みがあり目を覚ましてしまう場合などは、時間がかかるでしょう。目安としては、3カ月が一つの区切りになると思います。

Q 下痢や便秘も治りますか?
A 下痢や便秘の原因によりますが、西洋医学的に重篤な疾患が無く起きているものであれば適応します。
例えば、冷え性で夏のクーラーで冷えるとすぐに下痢をおこすものなどです。

Q アトピー性皮膚炎はきれいに治りますか?
A この病気は難治性です。よくなる場合でも100%きれいになるのは難しいと思います。しかし、絶対に治らないものではありません。当院の患者さんでも9割方良くなった方もいます。試してみる価値は十分にありますが、半年から1年は治療を続ける必要はあるでしょう。また、鍼灸をすると一時的に皮膚炎が強くなることがあります。その後に炎症が徐々におさまりきれいになっていくという経過をたどります。このことは、知っておく必要があります。

Q 幼児でも鍼灸は大丈夫でしょうか?
A 昔から小児鍼といって乳幼児にする鍼があります。これは、刺すのでなく皮膚をこするようなもので気持ちが良いものです。もちろん必要があれば普通の鍼を使うこともありますがそれも刺すというより皮膚に鍼先をあてるくらいです。当院に来られるお子さんも気持ちが良く治療中に眠ってしまうことがよくあります。

【 治療院から 】

  • 鍼灸治療とは
    鍼灸治療の起こりは紀元前の中国であることは良く知られています。それが日本へ伝わり、最も盛んになったのは江戸時代と言われています。この頃の治療家には、後にまで名を残す名医が数多くいました。 その後、明治時代に入り政府の西洋文化を積極的に取り入れる方針の元、鍼灸・漢方は非科学的とされ抑圧されてきました。
    しかし、様々なストレスを人々が受け、心と身体のバランスが崩れやすくなった現代、身心一如を思想の根底に置いた東洋医学が見直されています。 身体に変調があれば精神も不安定になり、またその逆もあります。 鍼灸はその二つを一つの個(全体)としてとらえアプローチするものなのです。
  • 鍼は痛いの?
    実際の鍼灸とはどんなものかというと、中国の針と日本の鍼とは異なっていますが日本の鍼(和鍼)は、太さは髪の毛程でほとんど刺入時の痛みはありません。これは実際にお受けになればわかります。よく、患者さんの中にはイメージばかり膨らませ「縫い針のようなものを刺してすごく痛いと思っていた。」と言う方がいますがそんな事は決してありません。当院では、使い捨ての鍼で衛生上も何の問題もありません。刺す鍼が恐い方には、刺さずにツボを押さえる鍼を使用します。
  • 灸は熱いの?
    灸に関しても当院では痕が残るような灸はせず適度な熱刺激(あたたかさ)がある快地良い刺激ですので決して心配しないで下さい。
  • どうして効くの?
    鍼灸をすることで人体に様々な反応が起こることは実証されてます。(白血球数の増加、免疫の活性化、疼痛閾値の上昇、血流の改善等) しかし、鍼灸が何故病に効果があるかは現在でも科学的立証はされていません。もちろん、様々な学説はありますが、これで証明できたと言える程のものはないのが事実です。
    ただ、鍼灸をはじめ東洋医学は身体に本来備わっている治る力(自然治癒力)を高めることにより痛みを取り、傷ついた組織を修復するものであり安全な治療なのです。
  • 鍼灸は癖になる?
    よく患者さんに「鍼灸って癖になるんでしょう?」と聞かれますが、それは誤解です。
    治療により症状がなくなればそれで治癒と言うことになります。しかし、病が生活習慣が原因で起こっている場合は、その原因を正さなければ再発しやすいのです。つまり、鍼灸で治療をするのと同時にその原因である生活習慣も正しい方向に持っていくことが必要になるのです。
  • 鍼灸治療の適応疾患はこちら

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